資源エネルギー庁が1月31日に発表した2024年12月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1252万kl(前年同月比4.4%減)となった。
輸入先国は、量が多い順にアラブ首長国連邦(571万kl、28.6%増)、サウジアラビア(493万kl、14.4%減)、クウェート(79万kl、25.7%減)、カタール(54万kl、2.0%減)、エクアドル(22万kl、21.7%減)となっている。
中東依存度は96.3%で、前年同月と比べ5.3ポイント増と3か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1279万kl(3.8%減)と7か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ナフサおよびA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油およびB・C重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は951万kl(3.3%増)と2か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油およびA重油は前年同月を上回ったが、灯油およびB・C重油は前年同月を下回った。
石油統計速報/11月の原油輸入量8.6%減、中東依存度は95.1%