鴻池運輸が2月14日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高2584億2000万円(前年同期比9.6%増)、営業利益178億2300万円(34.5%増)、経常利益182億円(35.3%増)、親会社に帰属する当期純利益138億円(61.2%増)となった。
複合ソリューション事業は、売上高1637億1900万円(7.7%増)、営業利益169億2000万円(27.6%増)。
空港関連における国際旅客便の復便、適正価格への変更やエンジニアリング関連での大型工事案件の獲得、食品プロダクツ関連における倉庫・輸送取扱量の増加や新拠点の稼働、鉄鋼関連における環境部門での取扱量増があり、増収増益となった。
国内物流事業では、食品関連(定温)の取扱量の増加や適正価格への変更、生活関連の通販品の取扱量の増加により、売上高428億9800万円(5.0%増)。業務効率化にも努め営業利益は31億900万円(20.2%増)だった。
国際物流事業では、航空貨物運賃市況の回復や米国冷凍冷蔵倉庫等での取扱量の増加、メキシコやカナダでの子会社連結化により、売上高は517億4900万円(20.4%増)、営業利益は34億800万円(46.0%増)だった。
通期は、売上高3470億円(10.1%増)、営業利益215億円(29.2%増)、経常利益215億円(26.2%増)、親会社に帰属する当期純利益165億円(45.4%増)を見込んでいる。
トナミHD 決算/4~12月の売上高9.1%増、営業利益17.7%増