トナミホールディングスが2月12日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高1178億7900万円(前年同期比9.1%増)、営業利益58億4800万円(17.7%増)、経常利益64億4500万円(15.2%増)、親会社に帰属する四半期純利益42億6400万円(13.8%増)となった。
2024年4月には、同社の連結子会社2社(トナミ商事、トナミ第一倉庫物流)を存続会社として、事業子会社2社(東洋ゴム北陸販売、御幸倉庫)を被合併消滅会社とする吸収合併を実施し、トナミ第一倉庫物流は「東海トナミロジスティクス」に商号変更した。
2024年6月には、スポンサー契約を締結していたアペックスを子会社化し、物流事業基盤の強化を行った。グループインフラの利活用をはじめとする経営資源の連携や情報システムの共有など協業化を進め、生産性の向上をはかることにより、更なる企業価値の向上に取り組んでいる。
セグメント別では、物流関連事業の売上高は1091億6700万円(7.7%増)、営業利益は51億4600万円(18.7%増)となった。
情報処理事業の売上高は27億8300万円(2.2%増)、セグメント利益は4億4800万円(8.2%増)となった。
通期は、売上高1560億円(9.8%増)、営業利益68億円(17.7%増)、経常利益72億円(6.0%増)、親会社に帰属する当期純利益48億円(18.2%増)を見込んでいる。
鴻池運輸 決算/4~12月の売上高9.6%増、営業利益34.5%増