LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





両備トランスポート/岡山県早島町に新倉庫開設、西日本の物流ハブに

2025年02月20日/物流施設

PR記事

両備トランスポートカンパニーは2月20日、岡山県都窪郡早島町に新倉庫「両備ロジサポート岡山ベース」を開設した。同社は両備ホールディングスの物流部門を担っており、新倉庫を西日本エリアの物流需要に応える重要な物流拠点として位置付けている。

<両備ロジサポート岡山ベース外観>
0220ryobi1 710x473 - 両備トランスポート/岡山県早島町に新倉庫開設、西日本の物流ハブに

場所は岡山自動車道・山陽自動車道・瀬戸中央自動車道など主要な高速道路が交差する「早島IC」に近接。岡山・倉敷市街への配送はもちろん、東西(福岡~関西)および南北(山陰~四国)を結ぶ西日本エリアの物流ハブとしての役割を担う。また2024年問題を背景に、中継輸送が可能な拠点整備が重要視されるなか、早島町は目安となる4時間圏内に京都府から山口県、さらに四国方面をカバーできる立地となっている。

倉庫は地上3階建てのボックス型。低床・高床バースを併設し、重量のある飲料をはじめ多様な荷物ニーズに対応する。各区画には荷物用エレベーターと垂直搬送機を設置し、効率的なオペレーションを実現。倉庫内の空調設備の設置や従業員用ラウンジも整備し、快適な就労環境を提供する。

BCP面では地震の少ない地域性に加え、耐震構造を採用。高台に位置しているため浸水等の水害リスクに強く、非常時にも安定した事業運営が可能だ。屋根には太陽光パネルを設置するなど環境面にも配慮している。

<西日本エリアの物流センター>
0220ryobi2 - 両備トランスポート/岡山県早島町に新倉庫開設、西日本の物流ハブに

両備トランスポートは物流事業の強化に加えて、より柔軟に対応できる倉庫事業の拡充とサービスの向上に取り組んでいる。

新倉庫は顧客ニーズに応じてレイアウトや自動化機器の導入など柔軟にカスタマイズ設計でき、近隣には同社の物流センターが6拠点あるため、人材の波動対応が可能だ。これにより、多様化する物流ニーズへの対応力をさらに高め、西日本エリアの物流効率化と安定供給を支え、地域経済の持続的発展に貢献していく。

■施設概要
施設名:両備ロジサポート岡山ベース
所在地 :岡山県都窪郡早島町早島4651-3(GLP早島Ⅲ)
敷地面積:約1万1000m2
延床面積:約1万8000m2
施設運営:両備ホールディングス 両備トランスポートカンパニー
構造:地上3階建て・鉄骨耐火耐震構造
用途:倉庫業を含む倉庫(営業倉庫)
着工:2023年12月
竣工:2025年2月1日
営業開始:2024年2月20日

両備トランスポート/2024年問題へレンタルのニッケンと合弁会社

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース