LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





霞ヶ関キャピタル/大阪市住之江区で冷凍自動倉庫を着工

2025年03月03日/物流施設

霞ヶ関キャピタルは3月3日、プロジェクトマネジメント業務を受託している「LOGI FLAG TECH 大阪南港Ⅰ」が着工したと発表した。2027年10月竣工の予定。

<イメージパース(左)と、ロゴ>20250303kasumigaseki2 - 霞ヶ関キャピタル/大阪市住之江区で冷凍自動倉庫を着工

「LOGI FLAG TECH 大阪南港Ⅰ」は、約2万3200パレットを収納できる冷凍自動倉庫。2層構造で、1層目(1階)は荷さばきなどの作業エリア、2層目(2階以上)は吹き抜けで高さ約25mあり、気温-25℃の保管エリアとなっている。

高効率な保管が可能な立体倉庫のため、冷凍環境に人が立ち入って作業する必要がない。

立地としては、阪神高速道路4号湾岸線「南港北IC」から約1.3kmと、交通の利便性が高い。大阪南港からのアクセスも良く、海運貨物などを取り扱ううえで便利なほか、雇用確保にも適した位置にある。

またBCP対策として、地震や津波による被害を受けにくい免震基礎を採用した。

霞ヶ関キャピタルは、2024年問題に起因するトラックドライバー不足、物流業界における労働者不足、冷凍温度帯での過酷な就労環境の改善に対応しようと、冷凍冷蔵の分野に「自動化」の要素を加えた「冷凍自動倉庫」の開発を進めている。

■計画概要
物件名称:LOGI FLAG TECH 大阪南港I
所在地:大阪府大阪市住之江区南港東8-1-26
交通:阪神高速道路4号湾岸線「南港北IC」約1.3km、南港ポートタウン線「ポートタウン東駅」徒歩約8分
敷地面積:1万7355.28m2(5249.97坪)
延床面積:2万5247.24m2(7637.29坪)※吹き抜け構造のため仮想床での面積
竣工予定:2027年10月
建物構造:プレキャスト・プレストレストコンクリート造 一部鉄骨造(免震構造)、倉庫棟2階建、事務所棟4階建
設計:五洋建設大阪支店一級建築士事務所
施工:五洋建設大阪支店

物流最前線/霞ヶ関キャピタルが開く冷凍自動倉庫の新時代

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース