日本郵船は7月24日、海洋環境保護に向けた北米西岸での船舶の減速運航プログラムへの協力姿勢が評価され、米国環境団体ナショナル・マリン・サンクチュアリー・ファウンデーションから最高位「サファイア賞」を3年連続で受賞したと発表した。
<表彰式に参加した日本郵船グループ、左からブラッドリー・ウィリアムズ、ジャック・デューズラー、斉藤凜太郎の各氏>
日本郵船が協力したプログラム「Protecting Blue Whales and Blue Skies」は、大気汚染防止とクジラ保護のためのもの。サンタバーバラ海峡とサンフランシスコ・ベイエリアの指定された海域内で、船舶の自主的な減速運航が奨励されている。
2024年5月から12月までの間、指定された減速海域を10ノット以下で航行した距離を自動船舶識別装置で分析したところ、日本郵船が運航する船舶の順守率は、90%以上と極めて高い水準だった。
日本郵船は、世界の海で事業展開する企業として、今後も海洋環境や生物多様性の保全に取り組んでいきたいとしている。
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