東京ガスは7月29日、オリックス不動産が新規開発する物流施設に、東京ガスの電気自動車充電サービス「EVrest（イーブイレスト）」を標準採用すると発表した。
両社が合意した。「EVrest」が物流施設で採用されるのは初めてという。
10月に竣工予定の「三郷IIロジスティクスセンター」（埼玉県三郷市）などに導入し、以降の新規開発施設で順次、導入を進める。
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「EVrest」は、EV充電の課金管理サービス。ユーザーごとの充電量を計測した上で、充電量に応じた月額料金をユーザーから受領し、電気代を負担する充電器のオーナーに対して電気代相当額等を返戻金として支払う。
EV充電の電力を供給するオーナーと、EVを利用するユーザーが異なる場合、オーナーはユーザーごとの充電量の特定と請求を行う必要があるが、このサービスによって、オーナーの負担が減る。
オリックス不動産は、物流施設開発におけるサステナブルな取り組みとして、太陽光発電設備の設置や100％再エネ由来電力の供給、EV充電器の設置を進めている。
「EVrest」を導入すれば、入居テナントが専用アプリで簡単にEVへの充電指示や料金支払いができるようになるため、採用された。
＜外観イメージ＞
■導入予定施設（竣工予定、所在地、充電器の仕様・数）
三郷IIロジスティクスセンター：2025年10月、埼玉県三郷市、普通充電3kW・2口
伊奈ロジスティクスセンター：2025年12月、埼玉県北足立郡伊奈町、普通充電3kW・2口
三郷Iロジスティクスセンター：2026年1月、埼玉県三郷市、普通充電3kW・4口
仮称 一宮萩原ロジスティクスセンター：2026年4月、愛知県一宮市、普通充電3kW・8口
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