Hacobuは7月28日、菓子メーカーのブルボンが、トラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」を、全15拠点に導入したと発表した。
今年4月に施行された改正物流関連2法を受け、物流の可視化・効率化に向けた取組みとして導入を決定。トラックの入退場情報の事前把握やデータ活用による現場改善を目的としている。
ブルボンは、新潟・柏崎・村上の3ブロックにある全15の入庫・出庫拠点に、MOVO Berthを導入した。
主な導入効果として、車両の予約情報にもとづく事前準備により、現場全体が効率化し、紙からデジタルの受付となったことで受付業務がスムーズになり、データ化することでリアルタイムに車両の到着・受付状況を把握・管理できるようになったという。
ブルボンでは今後も、改正物流関連2法に確実に対応しながら、MOVO Berthを活用した荷待ち・荷役時間のさらなる削減に取り組んでいくとしている。
さらに、MOVO Berthを通じて蓄積されるデータを活用し、物流現場の継続的な改善にも取り組む予定だ。
例えば、パレット化の推進など具体的な施策に対して、MOVO Berthのデータをもとに振り返りを行い、荷役時間が減少しているかどうかを確認することで、改善の成果を客観的に検証することもできる。
ブルボンの稲田 浩 執行役員業務推進管理部長は、「個別最適から全体最適を考える上で、物流DXは荷主企業、物流事業者、顧客ともに三方良しの関係を構築する上で欠かせないツール」とコメントしている。
Hacobu/トラック予約受付サービス導入実績、全国47都道府県に拡大

