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CRE/埼玉県朝霞市で10.5万m2のマルチテナント型物流施設着工

2025年10月06日/物流施設

PR記事

シーアールイー(CRE)は10月1日、埼玉県朝霞市で開発を進めている延床面積10.5万m2のマルチテナント型物流施設「ロジスクエア朝霞A」を着工した。

竣工は2027年5月末を予定しており、「ロジスクエア朝霞A」の竣工後には「ロジスクエア朝霞B」を開発する予定で、2棟合計の総延床面積は約16万m2超の大型開発プロジェクトとなる。

<ロジスクエア朝霞A 完成イメージ>
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「ロジスクエア朝霞A」は、地上4階建て、延床面積10万4588.93m2(3万1638.15坪)、2・3階に大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを設けるとともに、1~3階にトラックバースを備えることで最大12テナントへの分割賃貸が可能なマルチテナント型施設として開発される。

ランプウェイは上り専用と下り専用をそれぞれ設置するダブルランプウェイ方式とし、車両動線を一方通行とすることで場内の安全性向上を図る。

トラックバースを建物内中央車路両側に設けることで、合計108台の大型トラックが同時接車が可能となり、さらに9台分の待機場を加えて効率的な入出庫オペレーションを実現する。

倉庫部分の基本スペックは、外壁に金属断熱サンドイッチパネルを採用し、1階は床荷重2t/m2(冷蔵・冷凍対応可)、2~4階は床荷重1.5t/m2(各階2.5tフォークリフト対応)、有効高さは6.0m以上(一部除く)、照度は平均300ルクスを確保する計画。

昇降設備は、荷物用エレベーター(積載荷重4.1t)・垂直搬送機を3~4階専用として各4基実装する計画であるほか、将来的なオペレーションへの対応として、1~4階の各階停止に対応する荷物用エレベーターと垂直搬送機各2基の追加設置が可能な計画とし、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場等を確保することで、多様な物流ニーズに対応する機能性・汎用性を兼ね備える。

アメニティとして、4階の南北2か所に共用のカフェテリアや売店を設置するほか、ドライバー用の休憩室やトイレ、喫煙室など、従業員用の多様な共用設備の設置を予定しており、働く人の快適性にも寄与する施設計画となっている。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用した施設計画とし、BELS評価、CASBEE-建築(新築)の取得を予定するとともに、屋根に設置する太陽光パネルで発電した電力の供給を受けて自家消費する計画。

開発予定地は、東京外かく環状道路(外環道)和光北ICから至近に位置し、外環道を通じて各主要高速道路への良好なアクセスが可能であることから、関東エリア全域をカバーする物流ネットワークの構築が可能で、物流拠点として強いニーズが見込まれる。

また、開発予定地に近接する国道254号(和光富士見バイパス)は片側2車線の幹線道路で、将来的には埼玉県富士見市内の国道463号(浦和所沢バイパス)までの延伸される計画があり、主要幹線道路と連結する重要な道路ネットワークが構築される予定。

朝霞市は人口約14万6000人、世帯数約7万2000世帯で人口・世帯数ともに増加傾向にあり、開発予定地の隣接地では、住宅・商業・保育施設からなる複合大規模タウンの整備による人口集積もみられ、「ロジスクエア朝霞」は労働力を確保する上でも優れた立地条件を備える。

■開発プロジェクト概要
施設名称:ロジスクエア朝霞A
所在地:埼玉県朝霞市大字根岸・台
敷地面積:4万2596.39m2(1万2885.40坪)
用途地域:工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄筋コンクリート造+梁(最上階のみ鉄骨造)、地上4階建て
延床面積:10万4588.93m2(3万1638.15坪)(予定)
着工:2025年10月1日
竣工:2027年5月31日(予定)
設計監理:前田建設工業 一級建築士事務所
施工:前田・研屋特定建設工事共同企業体

CRE/5月14~16日に埼玉県ふじみ野市のマルチ型物流施設で内覧会&セミナー

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