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Gaussy/Robowareで他社販売物流ロボットの運用保守委託サービスを提供開始

2025年10月30日/IT・機器

Gaussyは10月30日、運営する倉庫ロボットサービス「Roboware(ロボウェア)」が他社販売のロボットを対象とした運用保守委託サービスの提供を開始し、トラスコ中山の物流センターで稼働する棚搬送型ロボットの運用保守を受託したと発表した。

<両社のロゴマーク>
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Roboware 運用保守委託サービスとは、物流ロボットのメーカーを問わず、運用・点検・修理・部品交換・緊急対応・改善提案までをトータルに支援する運用保守専門サービス。豊富な知識と経験を持つ同社エンジニアが、パフォーマンス向上と安定稼働をサポートする。また、保守を通じて得た稼働データや現場課題をもとに最適な自動化ソリューションの提案を行い、物流業務の効率化と生産性向上に貢献する。

Roboware 運用保守委託サービスの主な特長は、最大24時間365日のコールセンターによるリモート対応でトラブル時の復旧を迅速化。定期点検から緊急対応まで、必要な範囲に応じてカスタマイズ可能だ。稼働データの収集・分析により改善提案等を実施。同社ネットワークを活かし、全国での保守対応が可能となっている。

想定顧客は、「ロボットを導入済みで、保守内容を見直したいユーザー企業」、「複数メーカーを併用しており、窓口を一本化したいユーザー企業」、「中古ロボットを導入したユーザー企業(メーカー保守対象外)」、「国内での保守業務をアウトソースしたいロボットメーカーおよび販売代理店」。

<トラスコ中山 国内最大の物流センター「プラネット埼玉」>
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<倉庫内部>
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トラスコ中山は、モノづくり現場に必要なプロツール(工場用副資材)を「必要な時」に「必要なモノ」を「必要なだけ」届けられるよう、全国28か所の物流センターに約61万アイテムの在庫を保有し、利便性の高い調達サービスを提供している。

物流センターは、倉庫ロボットをはじめとした最先端の物流機器を複数種導入しており、その安定稼働がサービス品質に直結するため、機器の保守メンテナンスが大変重要な役割を担っている。重大な故障を未然に防ぎ、故障が発生した場合には迅速に対応することはもちろん、ハードウェアとソフトウェア両面における適切な運用サポートが高いレベルで求められていた。

そこで、Gaussyの豊富な知識と経験を持つカスタマーサポート体制に関心を持ったトラスコ中山は、最大の物流センター「プラネット埼玉」(埼玉県幸手市)ならびに「プラネット東北」(宮城県仙台市)において、運用保守委託サービスを導入することになったもの。

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