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日本通運、大成建設/建設副産物の巡回回収システムが「資源循環活用賞」受賞

2025年11月06日/3PL・物流企業

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NIPPON EXPRESSホールディングスは11月6日、日本通運と大成建設が協働で進めている「建設副産物巡回回収システム」の活動が、プラチナ構想ネットワーク主催の第13回プラチナ大賞で、優秀賞の資源循環活用賞を受賞したと発表した。

<左から谷山二朗 大成建設 CSuO 副社長執行役員、杉山千尋 日本通運 副社長執行役員>
20251106nx1 - 日本通運、大成建設/建設副産物の巡回回収システムが「資源循環活用賞」受賞

<取り組み概要>
20251106nx2 - 日本通運、大成建設/建設副産物の巡回回収システムが「資源循環活用賞」受賞

受賞したシステムは、埋め立て処分していた建材端材の一部を建材原料として再資源化するため、複数現場を同一車両で巡回し、品目ごとに効率的に回収するとともに、再資源化施設へまとめて2次輸送する取り組み。

観音開きタイプのカゴ台車を使って「見える化」し分別精度を上げ、巡回により積載率を最大化した。2023年の協業開始以降、安定的な運用を確立でき、鉄道・船舶のモーダルシフトも視野に、遠距離輸送のCO2排出量を抑制している。

今後は回収エリアの拡大や対応品目・建材メーカーの追加を計画し、建設と物流の双方から環境負荷低減を進める姿勢だ。

従来、建設現場から排出される建材端材は、多種多様で混合廃棄物になりやすく、分別やリサイクルが難しかった。個々の現場から再資源化施設へ運搬すると運搬コストが高く、CO2排出量が増加するという課題もあった。

このシステムは、これまでに「第33回地球環境大賞 日本経済団体連合会会長賞」「令和6年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰 内閣総理大臣賞」「第52回環境省 優秀賞」を受賞しており、今回で4度目の表彰となる。

NXHD、大成建設/「建設副産物巡回回収システム」が、環境賞 優秀賞を受賞

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