物流システムエンジニアリングを手掛けるAPTは11月6日、物流現場の最新調査レポート「物流DX・倉庫自動化の実態調査 2025」を公開した。
レポートは、物流・倉庫業務に携わる全国の従業員500名を対象に、物流DX・倉庫自動化の「実態」「効果実感」「課題とニーズ」を多角的に調査した結果をまとめたもの。人手不足や2024年問題など、人手不足が顕在化する物流業界の実情をデータ化している。
これによると、「倉庫自動化」について物流DX実施者の83%、倉庫自動化実施者の86%が「効果を感じる」と回答。
また、物流DXの導入率は44.1%、倉庫自動化は36.6%。1年以内の導入予定を含めると、物流DX58.1%、倉庫自動化45.5%に至っていた。
中小企業にも自動化が浸透しつつあるデータも出ており、大企業だけでなく、より広い層にも浸透が進む背景が見える結果となっていた。
一方、導入に際し「高コスト」や「システム連携の難易度」は課題として挙げられており、費用対効果や選定ノウハウが導入の障壁になっている実情も見られた。
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