日本郵船は12月8日、東京海洋大学海洋工学部の創基150周年記念事業に寄付したと発表した。
<左から4人目が東京海洋大学の井関俊夫 学長、5人目が日本郵船の 曽我貴也 社長>

これを受け12月5日に東京海洋大学の井関俊夫学長をはじめとする関係者6名が来社し、長年にわたる教育支援や協力関係に対して謝意を表し、曽我貴也社長に感謝状を贈った。
東京海洋大学海洋工学部(旧東京商船大学)は、1875年に三菱商船学校として創設され、同社の海技者教育のルーツともいえる学部。これまでも多くの卒業生が入社し、海運業界の発展に寄与してきた。
今回の寄付は、同学部の創基150周年を記念した事業の一環として、「海事教育訓練施設の拡充等、教育施設の整備」、「学生寮の改修等、学修環境の整備」、「成績優秀者や大学院進学者、乗船実習等にかかる経費を支援する給付型奨学金の拡充」などの用途に活用される予定だ。
日本郵船は、東京海洋大学をはじめとする教育機関への寄付を通じて、海事教育の発展と次世代人材の育成に努めている。今後も、社会的意義の高い分野への支援を継続していくとしている。
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