ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は4月5日、熊本県玉名郡長洲町の有明事業所で、PERTAMINA INTERNATIONAL SHIPPING PTE LTD. 向けに建造していたVLCC「PERTAMINA PRIME (プルタミナ プライム)」を引渡したと発表した。
この船は、スポットトレード向け最適船型として累計35隻以上の建造実績を誇る200万バレル型VLCCの系譜を受け継ぎ、最新規則を適用しつつ燃費性能の大幅向上を目指して開発された、次世代省エネ船「Gシリーズ」の VLCCの11番船。
VLCCとしてはコンパクトな船型ながら、浅喫水時の載貨重量最大化を追求し、マラッカ海峡通峡を含む東西トレードに対応できるフレキシビリティーを持っている。
■本船概要
主要寸法:全長330.0m x 幅60.00 m x 深さ29.35 m x 喫水21.58 m
載貨重量:301,781トン
総トン数:157,116
主機関:MAN B&W 7G80ME-C9.5-HPSCR ディーゼル機関1基
定員:30名
船級:ABS
船籍:パナマ