サプライチェーン・ロジスティクス研究所は9月、物流配慮デザイン(DFL)への取り組み実態に関する調査結果を発表した。
DFL(Design for logistics)とは、物流・ロジスティクスを配慮した製品設計等のこと。
DFLはモノ自体の「運びやすさ」の改善等を通じ、物流の効率化や生産性向上に繋がることから、近年、産業界で取り組みの機運が高まっているが、一方で、取り組み実態が明らかでなかったことから、基礎的な情報を把握するために今回の調査が実施された。
調査の結果では、業種ごとに取り組みの度合いに差があり、「電気・電子機器製造業」や「食品・飲料製造業」などで取り組みが進んでいることが明らかになった。
また、企業規模別では大企業ほどDFLが進展しており、売上1000億円を超える企業の約半数が「DFLを担当する部署・担当者が設置されている」という実態が明らかとなった。
同調査結果の概要版は、下記リンクからダウンロードが可能になっている。
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