ヤマトホールディングスは1月19日、サプライチェーンでの海上・航空・陸上輸送のリアルタイム・ステータス情報を集約、標準・可視化したプラットフォームを提供するproject44,Inc.(project44)に出資を実行したと発表した。
project44は、輸送会社毎に異なる輸送ステータスの定義を標準化した上で、リアルタイムの輸送ステータス情報を集約し、標準・可視化したプラットフォームを提供するスタートアップ。
また、輸送ステータス情報を提供するだけでなく、AIの独自のアルゴリズムおよび機械学習によって、精度の高いETA(到着予測時刻)を提供し、荷主企業は、それらの情報を活用し、サプライチェーンの改善や改革に取り組む。
海上・航空輸送のステータス情報は、世界各国の主要輸送会社に対応しており、北米と欧州の全域においては陸上輸送(トラック・鉄道など)のステータス情報も集約するなど、あらゆる輸送のステータス情報をボーダレスに提供している。
今回、project44の事業性・将来性を評価し、出資を実行するとともに、今後は輸送ステータス情報可視化の知見を深め、顧客への新たな価値提供を検討するとしている。
■概要
名称:project44,Inc.
本社所在地:Chicago, IL, United States
事業内容:サプライチェーンにおけるリアルタイムでの輸送情報可視化プラットフォームを提供
https://www.project44.com/