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ナイス/グループで首都圏最大「関東物流センター」が竣工

2022年10月31日/物流施設

ナイスは10月31日、埼玉県入間郡で進めていた「関東物流センター」の第2期工事が竣工し、同物流センターにおける全工事が完了したと発表した。

<関東物流センター全景(写真左2棟が今回新設の倉庫)>
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「関東物流センター」は、同社グループにおける首都圏最大の物流センターで、首都圏における物流体制の再構築及び強化に向けて、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の開通に伴い大幅に利便性が向上した埼玉県入間郡越生町に4万1347.12m2(約1万2500坪)の敷地を取得し、第1期工事を経て2019年3月に開設した。

このほど竣工した第2期工事は、設計監理及び施工をヤマダホールディングスグループのワイ・ジャストに依頼し、2021年5月12日付「中期経営計画の策定について」及び2021年5月21日付「『関東物流センター』第2期工事の再開及び首都圏物流網再構築に関するお知らせ」にて開示した通り、既存の1棟に加え、2棟の倉庫を新設したもの。

<新設倉庫内にある、木材をアイテム別に保管するラック>
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同センターでは、首都圏物流におけるストックヤード機能の中核として、首都圏全体を見据えた木材製品の保管を集約し、市場競争力及び収益力の強化を目指す。また、木材製品のアッセンブル機能などを新たに付加することで、プレカット工場等への広域配送における優位性を示すとともに、更なるサービスの向上を図っていく。

今後、同社は、東京外かく環状道路(外環道)に近接して利便性が高く、現場配送機能の中核である「越谷物流センター」(埼玉県越谷市)について、倉庫の複層化等の建て替え工事を実施して機能を強化し、大手ビルダーとの取引拡大を図っていく。これにより、首都圏における物流センターを機能的に配置することで、首都圏物流体制の更なる強化を目指す。

■関東物流センター第2期工事概要
所在地:埼玉県入間郡越生町大谷352番地
敷地面積:4万1347.12m2(約1万2500坪)
構造:鉄骨造 平屋建て(2棟)
建築面積:2789.44m2、3400.59m2

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