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日本郵船/八郎湖の水質改善へ 秋田県に1000万円を寄付

2023年03月10日/CSR

日本郵船は3月10日、八郎湖(秋田県)の水質改善と環境保全を目的として、秋田県に1000万円を寄付したと発表した。同寄付金は、秋田県が八郎湖の水質保全対策を推進する「八郎湖わがみずうみ創生事業」の補助事業として採択した「秋田大学大学院理工学研究科 景山研究室」「美しい八郎湖を未来に残す協議会」「NPO法人はちろうプロジェクト」の3団体の各事業に活用される。

<寄付金の目録を手にする日本郵船の長澤社長(左)と秋田県 佐竹知事(2022年5月)>
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八郎湖は秋田市の北方約 20kmに位置し、1957年に始まった八郎潟干拓事業によって残された湖。隣接市町の農業用水として利用されているほか、湖内では、ワカサギやシラウオを主な魚種とする漁業が営まれている。一方で徐々に水質の富栄養化が進行し、アオコが異常発生するなど水質汚濁の問題が顕在化していた。

同社は2022年2月に秋田県と包括連携協定を締結、環境保全にも連携して取り組むこととしている。こうした状況を踏まえ、同社は「NYKグループESGストーリー」で掲げる “Return On Earth”(海、地球、そして人々への恩返し)の一環として、1000万円の寄付を実施。今後も社会とともにより良い地球社会の実現に貢献するというグループの企業理念に基づき、社会課題の解決に積極的に取り組んでいくとしている。

 

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