名港海運は11月27日、物流2024年問題への対応について、さらなる取り組みとして、Hacobuが提供するトラック予約受付システム(MOVO Berth)を名古屋港の物流センター4拠点に導入したと発表した。
MOVO Berthは、荷待ち・荷役時間の削減や物流センターの生産性向上を図る、トラック予約受付サービスであり、入場予約・入退場受付によって、トラックの入場時間を分散し、計画的な入出荷作業で車両待機の改善や生産性向上を目指す。
システム導入後はトラック待機時間を82%削減、荷役作業の生産性は15%向上した。
今後は他拠点にも導入し、物流の効率化に取り組んでいくとしている。
なお、名港海運は2019年に「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、持続可能な物流の実現に向け、自主行動宣言を提出しており、取引先や物流事業者等の関係者との相互理解と協力のもとで、持続可能な物流の実現に向けて、物流の改善に取り組んできた。
YKK AP/全30拠点にトラック予約受付サービス導入、荷待ち・荷役時間短縮