センコーは3月18日、鳥栖物流センター(佐賀県鳥栖市)の開所式を行った。センコーグループで佐賀県にて事業を展開している九州センコーロジが、新センターを運営する。
鳥栖エリアは福岡空港、博多港などにアクセスが良く、物流ハブとしての注目度が高い。熊本県を中心とした半導体関連企業の誘致によって、物流需要が高まっている。
新センターは、長崎自動車道「鳥栖IC」から車で3分、JR鹿児島本線「田代駅」から1.4kmと近く、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道が交差する「鳥栖JCT」からのアクセスが良い。
この立地を生かし、福岡市中心部はじめ九州エリア全域の配送に対応。さらに九州エリアのセンコーグループ各社と連携し、九州全域の物流網を拡大していく。
<ドローン映像>
新センターは地上3階建てで、倉庫棟の延床面積は4万5552.60m2。設備としては、全天候型の屋内低床接車バースを採用し、72時間連続稼働できる非常用自家発電設備や、自家給油スタンドを併設したことで、災害時にも持続的な商品配送や保管が行える。救援物資の保管拠点の役割も持つ。
センコーは今後も最新技術の導入やサービス向上に努め、多様なニーズに応えていきたいとしている。
■施設概要
所在地:佐賀県鳥栖市姫方町字池ノ上640-1
建物構造:鉄骨造 地上3階建
敷地面積:2万9200.61m2
延床面積:倉庫棟4万5552.60m2、給油所50m2
主要設備:垂直搬送機、非常用自家発電機、インタンクなど
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