カンダ-ホールディングスが5月15日に発表した2025年3月期決算によると、売上高520億900万円(前年同期比1.7%増)、営業利益34億3600万円(0.1%増)、経常利益34億9900万円(0.9%減)、親会社に帰属する当期利益22億600万円(2.9%減)となった。
セグメント別では、貨物自動車運送事業は、貨物輸送量が依然として低調に推移したものの、既存取引の拡大が寄与したことから貨物自動車運送事業収入は390億3200万円(1.1%増)となった。営業利益は燃料価格などのコスト上昇に対応した適正運賃の確保が進んだことから27億700万円(0.3%増)となった。
国際物流事業については、輸送量の回復の兆しが見られたが、海上運賃の仕入原価の上昇等が影響し、国際物流事業収入は110億8400万円(4.3%増)となり、営業利益は10億8800万円(2.2%減)となった。
次期は、売上高523億円(0.6%増)、営業利益36億円(4.8%増)、経常利益36億5000万円(4.3%増)、親会社に帰属する当期利益23億7300万円(7.5%増)を見込んでいる。
アサガミ 決算/3月期の売上高1.7%減、営業利益25.5%増