川崎重工は7月8日、中国遠洋海運集団と共同運営している南通中遠海運川崎船舶工程(中国南通市)で、64型ばら積み運搬船 「UM KURE(ユーエム クレ)」を引き渡した。
「UM KURE」は船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石などの貨物を搭載できる5つの船倉がある。各ハッチカバー間の船体中心線上には4基の30トンデッキクレーンを装備し、荷役設備のない港湾でも荷役作業が行える。
また、省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載。推進効率の高い形状のプロペラや、川崎重工が開発したカワサキフィン付ラダーバルブ、コントラフィン付セミダクトなど推進性能に寄与する技術を採用することで、EEDI規制のフェーズ3(CO2排出量の基準値比較30%削減)を達成していく。
■主要目
全長×幅×深さ:199.90m×32.24m×19.40m
満載喫水:13.50m
航海速力:約13.8ノット
定員:25名
総トン数:3万6452トン
載貨重量:6万4133トン
貨物倉容積:8万1432m3
主機関:MAN B&W 6S50ME-C9.7-HPSCR ディーゼル機関 1基
船級、船籍:日本海事協会(NK)、パナマ
引渡日:2025年7月8日
川崎重工/8万6700m3型LPG・アンモニア運搬船「CRYSTAL ODYSSEY」を引き渡し