日東物流は10月1日、企業サイトと採用サイトを全面リニューアルした。物流会社のホームページでよく見るトラックの写真などは、あえて使わず。紙芝居をモチーフに温かみのあるイラストで表現し、物流の社会的イメージを刷新したいという。
日東物流は「物流とは、物を右から左に動かすだけの作業ではない。日々の生活に欠かせない様々な物資を安全で正確に届けることで、人びとの暮らしを守り豊かな未来につなげる、社会の『つながり』を生み出す仕事」だとしている。
これをテーマに新しいサイトのコンセプトを構築。年齢や性別を問わず、物流の世界をストーリー仕立てで理解してもらおうと、紙芝居のようにデザインした。
リニューアルでは、ファッション業界を軸に活躍するデザイナーの宮田英氏をディレクターに起用し、イラストは新進気鋭のイラストレーター、ヒラノトシユキ氏が担当。
2人の独特の世界観を生かし、日東物流と物流という仕事の魅力を表現することで、これまでの物流会社にはないような「らしくない」デザインに仕上げた。
日東物流の菅原拓也 代表取締役は、「とかく悪いイメージを持たれがちな物流業界だが、実際は誠実で真面目な人が多く、人々が豊かな暮らしを続ける上で不可欠な社会インフラとして、使命感あふれる企業が多いのも事実。そんな物流の世界を正しく、分かりやすく社会に知ってほしい」と述べ、より多くの人に物流の仕事に共感してもらえることを期待している。
■日東物流 Webサイト
https://www.nittobutsuryu.co.jp/