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パナソニックコネクト/メーカー26社と連携、ロボット制御プラットフォーム提供開始

2025年10月29日/IT・機器

パナソニックコネクトは10月20日からロボット制御プラットフォーム「Robo Sync(ロボシンク)」の提供を開始した。

<ロボット制御プラットフォーム「Robo Sync」とは>
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サービスは、複数メーカーの協働ロボットや各種機器を一元的に制御・管理することが可能で、協働ロボットの導入や運用のハードルを下げ、現場の自動化と柔軟な対応・対策を支援する。

Robo Syncの主な特長は、市販のロボットアーム・ハンド・カメラ・センサーといった、現場でのロボットによる自動化を行う際に必要となる多様なロボットシステムを一元制御し、作業内容に応じて機器の自由な組み合わせや変更が可能。

動作や検出などの機能ごとに分かれたブロックを組み合わせることで、ノーコードで簡単にロボットの動作シナリオが作成できる。詳細な設定も可能で、専門家だけではなく現場担当者もシステムを構築できる。

また、ピッキングやプレイスなどの主要動作があらかじめ組み込まれたテンプレートを使用することができる。テンプレートを組み合わせることで、用途変更や新たな用途へ簡単に展開可能だ。

料金体系は、初期費用なし、月額費用はロボット1台あたり5万円(2025年10月20日現在・税抜価格)、支払い方法は、月額払いと併せて年額払いを用意。

10月20日からは、ロボット導入プランナーの先行評価版(α版)の提供を開始。ロボット導入プランナーは、協働ロボット導入による自動化効果の定量的可視化を行う工程自動化支援サービス。企画構想から仕様定義・設計までの上流工程を一貫して支援し、性能、生産性、コストの3つの観点で評価を行うことで、自動化検討や経営判断に必要な情報を提供する。正式サービスは2026年度の提供開始を予定している。

<賛同企業一覧>
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なお、このサービスに賛同のロボティクス関連パートナーは2025年6月30日に発表時の12社から26社に増えており(2025年10月20日現在)、パナソニック コネクトでは、このロボット機器メーカー7社、ロボットSIer・商社など19社の計26社と連携しながら、サービスの現場導入を推進していくとしている。

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