東洋埠頭は11月6日、茨城県東海村の常陸那珂事業所構内に建設していた天井クレーン付き普通倉庫が完成したと発表した。
新倉庫は平屋建てで、面積は4980m2。複数の天井クレーンを備え、重量物に対応できる仕様になっている。
天井にはシーリングファンを設置し、品質管理や作業環境にも配慮した構造とした。
常陸那珂事業所が位置する茨城港(常陸那珂港区)は、近年、県内だけでなく北関東、南東北の各エリアの国際流通拠点として注目されている。
東洋埠頭は1999年からこの地に進出。新倉庫の完成により、さらなる物流効率化とサプライチェーン全体の付加価値向上につなげていきたいとしている。
■新倉庫概要
所在地:茨城県那珂郡東海村照沼渚768-41
用途:天井クレーン付き普通倉庫
倉庫面積:4980m2(約1500坪)
仕様:平屋建て鉄骨造
設備:天井クレーン 定格荷重25トン2基、15トン基(将来15トンクレーン1基増設予定)
東洋埠頭/茨城県ひたちなか市の事務所隣に1万m2の事業用地を取得

