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AutoStore/ケース保管とサイズ違いのコンテナ対応等7つの新機能製品発表

2025年11月07日/IT・機器

PR記事

AutoStoreは11月7日、2025年秋の製品ポートフォリオを発表した。

発表したのは、ストレージ内でのケースハンドリングを自動化するAutoCase、異なるサイズのビンを1つのグリッドに納めSKUの多様化に対応するFlexBins、そして冷凍食品・ヘルスケア商品の保管に特化したFrozen-Only Gridなどの拡張機能に加えて、厳しい納期と人手不足に直面する企業のために、設置の容易化、効率向上、コスト削減を実現する新機能。倉庫が抱えるボトルネックを解消し、さらなるパフォーマンス向上を実現する。

<AutoCase:ケース単位での入荷処理を自動化し、バラへの容器変換を行わずにピースピッキング可能>
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<AutoCase>
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AutoCaseは、ケースの積み込みと積み下ろしを自動化し、入荷プロセスにおいてのケースからバラへの容器変換を行わずにバラピッキングを可能にする。膨大な処理量を抱える倉庫にとって、シンプルながら極めて強力な機能。今までAutoStoreの外で行われていたケースハンドリングとピースピッキングを一連のフローに統合することで、ピーク時でもスループットを維持しながら、在庫を切らさず安定したオペレーションを実現する。

<FlexBins>
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FlexBinsは、異なるサイズのビンを1つのグリッド内で保管できるようになり、保管密度の向上とSKUの多様化を可能にする。スピードや信頼性を損なうことなく、より幅広い製品ラインナップに柔軟に対応できる。最大4種類のビン(高さ220mm/330mm/425mm/Case保管専用425mm)を保管可能。

<Frozen-Only Grid>
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AutoStoreの既存ソリューションであるチルド・冷凍温度帯対応であるMTS(Multi-Temperature Solution(TM))の冷凍保管のみに特化したシステム。エネルギー使用量を削減し、作業者の安全性も向上させる。冷凍という、最もコストがかかり複雑な環境下でも、常温倉庫と同様に高い信頼性を発揮する。

<CarouselAIの強化>
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2025年春に発表されたCarouselAIは、ビン配置を最適化することで取り出し速度を向上、さらに出荷ルーティングオプションを追加し、軽量製品のハンドリングにも対応した。今回のアップデートでスループットがさらに向上し、より柔軟な倉庫運用を可能にする。

また、シームレスな設置と所有コスト削減を実現する新機能として、「防火基準」として、低圧スプリンクラー設計が新登場。安全性を確保しながら、設置コストを最大35%削減します。これによって、さらに迅速な構築と初期費用の削減を可能にした。

床の平坦性では、レーザースキャンとシムテクノロジーが、費用のかかる設置前の床研磨作業を不要にする。これによって、作業を止めることなく、迅速な導入を可能にする。

CubeDeployにより、単一のインストーラーを採用することで、AutoStoreのソフトウェアアップデートを従来に比べ素早く簡単に行えるようになった。ダウンタイムを最小限に抑える。これによって、システムを停止することなく、安全かつ最新の状態で稼働を続けられる。

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