シーアールイー（CRE）と阪急阪神不動産は12月19日、ベトナム北部の物流施設「セムコープ ロジスティクスパーク（トゥイグエン）」が竣工したと発表した。
＜建物の外観＞
施設は、シンガポールのSembcorp Development（セムコープ デベロップメント）と共同でSembcorp Infra Services（セムコープ インフラ サービス）に出資して建てられたベトナム北部の倉庫で、VSIPハイフォン複合都市・工業団地内に位置している。
ベトナムで、セムコープ インフラ サービス社を通じて運営している竣工済みの物流不動産の中では、初の2階建て倉庫となる。
今回の竣工により、ベトナムにおける竣工済みの物流不動産は、北部ハイフォン市内の6棟と中部の6棟（クアンガイ省内およびゲアン省内の各3棟）を合わせて計12棟・総賃貸面積約16万m2となった。
＜周辺地図＞
立地するVSIPハイフォン複合都市・工業団地は、ベトナム北部最大の港湾都市であるハイフォン市に位置しており、また同市と首都ハノイ市は主要幹線道路で結ばれておりアクセスに優れていることから、広域物流拠点として高い優位性を有している。
さらに同工業団地は、ベトナム・シンガポール両政府による支援のもとで開発が進められており、設備等のハード面が充実しているだけでなく、良質なカスタマーサービスを提供していることなどが評価されている。
■概要
プロジェクト名称：セムコープ ロジスティクスパーク（トゥイグエン）
敷地面積：約2万3000m2（約7000坪）
建物構造：地上2階建
棟数：1棟
賃貸面積：約2万m2（約6000坪）
着工：2024年10月
竣工予定：2025年11月
