JR東日本は3月23日、日本初となる荷物専用新幹線の運行を開始。初便は、盛岡新幹線車両センターから東京新幹線車両センターまで、東北エリアで生産された精密機器や三陸産のホタテなど、約800箱分の荷物を輸送した。
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JR東日本/国内初となる荷物専用新幹線の運行を2026年3月23日に開始 2025年12月9日 |
初便で運ばれてきた三陸産のホタテ約60箱は、台車に積まれたまま新幹線車両から降ろされ、AGVに連結されて車両センター内を移動。トラックに積み替えられた後、東京都港区に3月7日オープンした「フードスタイル三田店」へと運ばれ、その日のうちに店頭に並んだ。
<荷物専用新幹線初便の到着と荷役の様子(東京新幹線車両センター)>
東京新幹線車両センターには4台のAGVが配備され、台車6台単位でトラックに輸送。構内のマップデータに基づいて走行するほか、あい路や一時停止の必要な作業員の横断地点では、路面に誘導テープが貼付されている。
<JR東日本の三井マネージャー>
初便到着後に記者団の質問に応じたJR東日本マーケティング本部まちづくり部門開発戦略ユニットの三井 陽介 マネージャーは、荷物専用新幹線について顧客から東京発や仙台発着、上越新幹線方面などでの運行を望む声があることを明らかにした上で、まずは盛岡発での運行を通じて、揺れが少なく時間に正確な新幹線の強みをベースにした荷物輸送の実績を積むことが重要であるとの考えを強調した。
JR東日本では、2021年10月から1箱単位から発送できる新幹線による荷物輸送サービス「はこビュン」のサービスを開始。2025年4月からは臨時列車の一部客室を使用した大口輸送サービスを開始しており、毎週金曜日に最大200箱程度の輸送が可能となっていたが、より多量の荷物を高頻度で輸送してほしいというニーズに応え、E3系新幹線1編成の全号車を荷物専用車両として改造した。
■輸送概要
運行日:平日の定期運行(2026年3月23日~)
輸送区間:盛岡新幹線車両センター~東京新幹線車両センター
運行ダイヤ:正午前に盛岡新幹線車両センターを発車、盛岡~東京間は「やまびこ56号」のダイヤで走り、16時ごろに東京新幹線車両センターに到着
輸送形態:荷物専用新幹線(1編成7両)
車両編成:旅客輸送1~10号車・荷物輸送11~17号車
積載量:最大17.4t(1000箱程度)
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