商船三井は3月27日、同社がコンソーシアムに参画し日本財団が推進する無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」の第2ステージで、4隻の実証船すべてが国土交通省の船舶検査に自動運航船として合格し、自動運航船として商業運航を開始したと発表した。
第2ステージでは、用途や航行環境の異なる4隻を実証船として自動運転レベル4相当の自動運航機能を商用運航下で検証、国交省の船舶検査に自動運航船として合格した。
実証船のうち、新造内航コンテナ船「げんぶ」は、イコーズが管理し、鈴与海運が運航する全長約134m・700TEU型の内航コンテナ船で、神戸から大阪、名古屋、清水、横浜を経由した東京までの航路でコンテナ貨物輸送に従事。無人運航船の普及を見据え、無人運航に必要なすべての機能を搭載したフラッグシップとして設計・建造され、1月28日に「自動運航船」として国の船舶検査に合格した。
既存RORO船「第二ほくれん丸」は、川崎近海汽船が運航する全長約173m・総トン数1万1413トンの内航RORO船で、北海道釧路港から茨城県日立港まで、北海道の生乳を中心とした農産物などの輸送に従事しており、2月9日に合格。
<「みかげ」>

既存内航コンテナ船「みかげ」は、井本商運が運航する全長96.81m・245TEU型で、日本で最も普及している749総トン内航コンテナ船。自動化の普及促進を進め国内物流の健全性維持に貢献することを目指し、3月25日に合格した。
このほか、旅客船「おりんぴあどりーむせと」が2025年12月5日に国内初となる「自動運航船」として国の船舶検査に合格した。

