日立ソリューションズは、荷役業務においてスマートフォンのアプリケーションで複数のバーコードやQRコードを同時に読み取り、1分間で最大480件の高速スキャンを実現する「複数コード対応高速スキャン提供サービス」を、4月7日から提供開始する。
直感的に操作できるスマホを活用し、荷主業務の実態把握や改善につなげるサービスで、4月1日に施行された物流効率化法で特定荷主に求められる「荷待ち・荷役等時間の短縮」への対応を後押しする。
<着荷業務での活用イメージ>
同サービスの特徴は、専用のスキャナや端末がなくても、荷主企業から荷役作業を受託する運輸・倉庫事業者の入出荷や検品作業で発生するデータを取得できること。これにより管理者向けWebアプリケーションでは、検品から受領完了までの作業時間を、時間帯や着荷便、作業者単位などで集計、可視化する仕組み。
特定荷主となる企業は現場の運用を大きく変えることなく、物流業務の実績データを容易に収集、可視化でき、またデータを基に委託先を含めた現場作業負荷を把握し継続的な業務改善や入荷・出庫作業計画を管理することができる。
さらにSCMや在庫管理などの関連システムと連携することで、高度なデータ活用も支援。同サービスを起点に、物流業務の実績データの活用範囲を広げ、計画策定や報告業務の効率化、さらには取引先を含めた物流プロセス全体の改善を後押しする。
物流効率化法では、一定規模以上の荷主企業は特定荷主に指定され、中長期計画の策定や定期的な実績報告が義務付けられる。
一方で、多くの企業では荷待ちや荷役時間といった物流の実態を把握する仕組みが整っておらず、手作業による記録や担当者の経験に依存しているケースが少なくないという。
