日本トランスシティが2月9日に発表した2011年3月期第3四半期業績によると、売上高611億4900万円(前年同期比7.0%増)、営業利益32億6200万円(22.0%増)、経常利益35億6300万円(27.2%増)、当期利益21億5400万円(26.6%増)となった。
総合物流事業の倉庫業では、倉庫保管残高はほぼ前年同期の水準で推移したが、入出庫にかかる取扱量は前年同期に比べ大幅に増加。貨物回転率も前年同期に比べ大幅に改善した。
港湾運送業では、四日市港での海上コンテナ貨物の取扱量が前年同期に比べ増加し、輸入原料や輸出自動車など主要品目の取扱量も前年同期に比べ増加した。
陸上運送業では、主力のトラック輸送にかかる取扱量は前年同期に比べ増加し、環境に優しい物流として取り組んでいるバルクコンテナ輸送の取扱量も前年同期に比べ増加した。
国際複合輸送業では、海上輸送の取扱量は輸出・輸入とも、前年同期に比べ大幅に増加した。
このような状況により、総合物流事業全体の売上は、前年同期比7.2%増の 603億3500万円となった。
通期の業績予想は、売上高780億円(2.0%増)、営業利益35億円(4.0%増)、経常利益37億円(3.9%増)、当期利益22億円(5.9%増)の見通し。
日本郵政 決算/4~6月の売上高3.9%減、営業利益22.2%増