マルハニチロホールディングスは5月16日、2011年3月期の決算を発表し、保管物流事業は売上高は142億6400万円(4.9%減)、セグメント利益は7億3900万円(42.4%減)となった。
貨物全体の入庫数量はほぼ計画通りに推移したものの、出庫が旺盛であったため、保管在庫数量が積み上がらず、冷蔵保管事業の収益が悪化した。
また、上半期に関東地区の主要冷蔵庫の主要貨物である水産物の入庫数量の大幅な減少も影響した。
次期の見通しでは、マルハニチロ物流において太平洋沿岸の主要都市をカバーする冷蔵倉庫37拠点、庫腹量58万トンを保有するコールドベルトネットワークを形成している。
今後は、付帯する通関業務や輸配送業務を充実させ、一貫した物流サービスの提供と物流品質の向上に努めるとしている。
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