船井総研ロジは9月1日、物流子会社を有する親会社に対しアンケート調査を行い、その結果を発表した。
アンケート調査は、グループでの物流子会社の存在意義・保有の方向性について、親会社がどのような意識を抱いているかを調査目的とするもので、設問は「物流子会社の業務について」「物流子会社に対する満足度」「物流子会社の評価について」の3分野に関して設定した。
それによると、「物流子会社の必要性に関する意識」についての設問では、「グループ内で重要な機能を担っている」が62.3%の回答だが、「グループ内に必要」との回答は44.3%に留まり、重要な機能ではあるが内部に持つ必要がないとの意識を読み取れる、としている。
また、「自社の物流子会社が競争力を有している」との回答は約10%と少なく、「独自経営がなされている」という回答も約7%であった。
さらに、44.3%が、「コスト低減が成されなければ物流子会社保有の動機は低くなる」と回答しており、この結果からも、物流子会社保有の是非に関する議論が今後も現実化すると推測される、とまとめている。
調査は、グループ傘下に物流子会社を有する一定規模以上の事業者を対象としたもので、回答数は61社、調査期間は6月10日から6月30日。
詳細な内容は下記URLを参照。
http://www.f-logi.com/research_2011.html
問い合わせ
船井総研ロジ
東京本社 コンサルティング事業部
TEL:03-3242-0271
【PR】東急不動産、CBRE/埼玉県と大阪府の物流施設3件で内覧会開催