DHLは10月27日、2011年FIA世界ツーリングカー選手権（WTCC2011）のオフィシャルロジスティクスパートナーとして、すべての車両と装備の海上、航空、陸上による国際輸送、返送を担うと発表した。
＜中部国際空港に到着したレース車両を扱うDHLグローバルフォワーディングジャパンのスタッフ＞
日本では、DHLグローバルフォワーディングジャパンが、FIA WTCCのレースに対し、すべての国際輸送の責任を担っており、鈴鹿のレーストラックへの輸送も成功裏に完了した。
輸送には、レースカー24台とスペアパーツ、タイヤ、燃料などを含む各チームやレースの装備などが含まれる。装備は9月にヨーロッパを発ち、鈴鹿での開幕に先立ち10月21日までに名古屋港と中部国際空港に到着した。レース終了後、装備は11月4日から6日に次回のレースが予定されている上海に向けて10月25日に日本を発った。
なお、2010年に開始したDHLのFIA WTCCとのパートナーシップは、移動式クレーン車を使用した会場でのコンテナの輸送に加え、貨物の取りまとめ、倉庫保管と通関手続きなどの各種手配を含む。
