SBSホールディングスが11月8日に発表した2011年12月期第3四半期によると、売上高889億7400万円(前年同期比05%減)、営業利益10億4100万円(68.0%減)、経常利益6億6500万円(81.1%減)、当期利益3億800万円(83.0%減)となった。
物流事業は、グループ入りしたVLロジネット、エイシーシステムコーポレイション、日本レコードセンターの3社の業績が加わったほか、新たな3PL業務が相次いで稼働するなど業容拡大に努め、売上高は828億3300万円となった。
営業利益は、第2四半期以降には回復傾向となっているものの、震災による物量減少による稼働率低下が響き、4億300万円に留まった。
なお、VLロジネットは、7月1日、ティーエルロジコムと合併した。
不動産事業は、保有する施設をオフィス、住居、倉庫として賃貸する事業及び物流施設の開発・販売事業から構成。前連結会計年度に売却した物流センターの賃料収入の減少があったものの、売上高は17億8900万円、営業利益は8億3700万円となった。
通期は、売上高1200億円(0.1%増)、営業利益27億円(36.6%減)、経常利益22億円(48.7%減)、当期利益13億円(39.3%減)を見込んでいる。