近鉄エクスプレスが11月8日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高1360億3400万円(前年同期比2.3%増)、営業利益66億6000万円(34.8%増)、経常利益70億8600万円(31.2%増)、当期利益47億1900万円となった。
航空貨物輸送は、日本での震災による部品や資材の供給・調達の停滞に加え、薄型テレビやパソコン等の世界的な需要減退もあり、全体としてはほぼ前年同期並みの物量にとどまった。
航空運賃原価は前年同期のような上昇は見られなかったが、原油高に起因した燃油サーチャージの高止まりが続いた。グループ全体の航空輸出貨物重量は前年同期比1.2%減、航空輸入貨物件数は2.1%減となった。
また、海上貨物輸送は、輸出容積で5.9%増、輸入件数で3.6%増となった。
通期は、売上高2720億円(1.6%増)、営業利益133億円(11.8%増)、経常利益140億円(9.1%増)、当期利益92億円(16.7%増)を見込んでいる。
SGHD 決算/3月期の売上高8.2%減、営業利益34.1%減