佐川急便は11月9日、岩手店 (岩手県盛岡市)で小学校の課外授業の一環として、職場体験学習を実施した。
この企画は大船渡市立大船渡北小学校(岩手県大船渡市)5年生37名を対象に、課外授業の場として同社の物流施設を提供し、児童たちの勤労観の醸成と、物流への理解促進を目的に開催したもの。これは江東区立南砂小学校(東京都江東区)3年生との交流授業の一環として実施した。
当日はクール便で使用する冷凍・冷蔵庫の見学や、大型トラックから軽トラックまで様々な車両の役割を勉強し、仕分けセンターでは荷物の仕分け作業を見学。
<営業店の見学風景>
<トラックの役割についての説明風景>
また集荷・配達を行うドライバーが荷物を積み込む際の工夫を楽しく理解するために、「荷物積み込みゲーム」を行った。
指定された荷物を探す役、配達順通りに積み込む役など実際の業務と同じ様に児童自身で役割分担を考え、授業で習ったことを実践した。この授業で学んだことを交流授業先である南砂小学校とレポートの交換を行う。
<「荷物積み込みゲーム」の風景>
<岩手店担当者の講義の風景>
3月11日に発生した東日本大震災を受けて、物流が担う責任や使命について、実際に現地で復興にあたった同社担当者から、当時の話を児童たちに分かりやすく説明した。
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