ブリヂストンは4月24日、米国ブリヂストン アメリカス・インク(以下:BSAM)が、使用済みタイヤの100%再利用に向けた取り組みを実施していくと発表した。
2012年末までに、米国内の全直営店で扱われるすべての使用済みタイヤを対象として、有効的な再利用を達成する。
2013年からは、提携している小売店との協力で、自発的なプログラム参加を呼び掛けていくことを計画している。
River NetworkというNPOなどと協力し、河川に投棄された使用済みタイヤの回収も行っていく。
米国内の約2200の直営店では、既に98%の使用済みタイヤが再利用されている。今回の発表は、「One Team, One Planet」のメッセージの下、展開するプログラムで、BSAMが米国内で販売するすべてのタイヤを対象とし、使用済みタイヤの有効な再利用を約束するもの。
米国ゴム工業会(Rubber Manufacturers Association)によると、現状、米国内での使用済みタイヤのリサイクル率は85%程度。
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