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ロジスティクス・SCM+流通フェア/587人来場

2013年07月02日/調査・統計

ロジスティクス・SCM+流通フェアが7月2日、東京・大手町サンケイプラザで、587人の来場者を集めた。

<日産自動車の安藤氏>
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特別講演は、午前の部で日産自動車の安藤康行SCM本部副本部長が「日産自動車における物流技術の取り組み」をテーマに講演。

安藤氏は、日産自動車では「モノづくり」は研究開発から販売まですべてを含むとし、物流も「モノづくり」に含まれる概念だと話す。その上で、SCM本部の中の部品物流を中心に説明した。

同社の部品物流の基本テーマは「運ばない物流」。いかに、運ぶ距離を短くし、いかに運ぶ量を少なくするかに努力してきたかを解説した。サプライヤーの場所や梱包方法など、部品の容積と移動距離などを物流部だけでなく設計段階から考慮することで実現してきた過程を説明した。

実現するために「ポイントは優秀な人材の育成。教育の大切さを強く感じます」と安藤氏は強調した。

<DHLサプライチェーンの河村社長が講演>
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午後の部の特別講演ではDHLサプライチェーン河村修一社長が「受け身の3PLから攻めの3PLへ」をテーマに講演した。

日商岩井時代からの経験をもとに、物流子会社のM&Aでの交渉過程、物流子会社の課題など、攻めの3PL会社から、戦略的物流パートナー「LLP(Lead Logistics Provider)」としての重要性を説明した。

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