丸全昭和運輸が8月9日に発表した2014年3月期第1四半期決算によると、売上高211億7600万円(前年同期比3.9%減)、営業利益11億7200万円(4.1%減)、経常利益12億8900万円(5.3%減)、当期利益8億5400万円(4.3%減)となった。
貨物自動車運送事業は、 関東地区で高機能樹脂の3PL新規受注や住宅関連器材輸送の新規受注、自動車用鋼板などの取扱増加もあったが、建設機械製品等の生産減産に伴う取扱の減少や食品関係の業務終了があり減収となった。
中部地区でのステンレス関係の輸送業務統合に伴う取扱量の大幅増加や関西地区での浴室器材の取扱増加等により、全体では若干の増収となった。
港湾運送事業は、穀物類の取扱増加による増収もあったが、ステンレス屑やニッケル等の輸出入取扱減少や建設機械の輸出取扱の大幅な減少、東南アジア向けプラント案件の終了などにより減収となった。
倉庫業は、関東地区で研磨材料の取扱増加や断熱材の輸送・保管の新規受注による取扱増加があり、中部地区では家電製品や飲料製品の取扱増加もあり、増収となった。
鉄道利用運送業は、断熱材などの住宅関連資材のコンテナ利用が増加し、増収となった。
結果、物流事業の売上高は170億円(3.1%減)、 営業利益は7億8900万円(3.7%減)。
通期は、売上高890億円(3.3%増)、営業利益45億円(14.5%増)、経常利益48億円(9.2%増)、当期利益29億円(14.1%増)を見込んでいる。
日本郵政 決算/4~6月の売上高3.9%減、営業利益22.2%増