ARCは10月30日、インドのWMS(倉庫管理システム)市場について、まだソリューションの浸透が進んでいないと公表した。
「世界の他の地域では既存のWMS投資の更新サイクルが到来しているが、インドではWMSや関連する付加価値サービスの導入はまだこれから」としている。
認知度、受容度、短いROI期間が、インドにおける最近の導入の伸びの理由のほとんど。
最新のARC Advisory Groupの調査によると、WMS付加モジュールの導入、サプライチェーン実行プラットフォームによりもたらされる効果を期待した追加更新、オムニチャネル・リテイル・パラダイムによりもたらされる需要の増加などのような多くのその他の要因が、インドにおけるWMS導入の伸びを加速している。
さらに「現状の導入水準が低いので、WMSにとってインドは大きな可能性のある市場である。多くの企業は、フルフィルメント活動を手作業で行っているか、自社開発システムを使用して行っているが、それらの状況を改善することを目指しつつある」と、市場拡大の可能性の高さを認めている。