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郵船ロジ/欧州医薬品のアフリカ向け定温海上混載サービス開始

2013年11月19日/国際

郵船ロジスティクスは11月19日、2014年1月から欧州の医薬品業界で初となるアフリカ向けの定温海上混載サービスを開始すると発表した。

<アントワープの医薬品倉庫>
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ベルギー・アントワープから南アフリカ・ケープタウンのダイレクト輸送を週一回のスケジュールで提供を開始する。

このサービスで対象となるのは主に欧州で製造された医薬品。定温混載トラックの配送網「Pharma Superhighway」を駆使し、欧州全土で集荷した医薬品をアントワープにある約5万㎡の医薬品専門倉庫に集約し、冷蔵コンテナへバンニングの上、週一回のペースで海上輸送する。

南アフリカ到着後は現地代理店の保有するGDP(医薬品の物流に関する基準)倉庫や温度調節トラックを活用し南アフリカ国内はもちろんナミビア、ボツワナ、モザンビークなど近隣諸国の顧客まで厳格な温度管理の上届ける。

サービスの特長は、温度管理による高品質な輸送とコストメリットの二つ。欧州域内での集荷から現地配達まで一貫した温度管理が可能で、シームレスなコールドチェーンを構築している。

トラック、海上輸送と混載サービスであることを活かし、温度調節が必要でありながら輸送コストの削減、多頻度・少量配送を実現する、としている。

なお、2014年中には、同サービスの東西アフリカレーン拡充も予定している。

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