日本政策投資銀行(DBJ)は2月13日、日本ロジスティクスファンドが保有する物流施設「多治見物流センター」「新子安物流センター」に対し、DBJ Green Building認証を実施したと発表した。
評価では、「多治見物流センター」に対しては、「極めて優れた「環境・社会への配慮」がなされた物流施設」として「Gold 2013」の認証を付与し、「新子安物流センター」に対しては、「国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされた物流施設」として「Platinum 2013」の認証を付与した。
両施設ともに、広々とした休憩スペースや売店を設置するなど、施設内で働く人々の利便性や快適性に配慮している点、「多治見物流センター」は、約10頭のヤギによる定期的な敷地周辺の除草を行うことで、機械作業に比べて二酸化炭素の排出が少ないなど、自然や周辺環境との共生を図っている点、「新子安物流センター」は、約900m2の大規模な屋上緑化を実施しているほか、太陽光発電パネルの設置も行うなど、環境配慮・省エネの技術を数多く取り入れている点を評価したもの。
■概要
多治見物流センター
敷地面積:5万6341㎡
延床面積:7万5605㎡
竣工:2012年9月
構造:地上5階
新子安物流センター
敷地面積:3万9105㎡
延床面積:6万207㎡
竣工:2012年5月
構造:地上4階
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