トッパン・フォームズは5月29日、大阪府三島郡島本町で進めていた「トッパン・フォームズトッパン・フォームズ関西大阪桜井工場」の第2期を竣工した。
大阪桜井工場は周辺の3拠点(摂津、江坂、桜井)を集約することで、グループトップクラスの生産性を実現し、関西圏の基幹工場として稼動する。
同時に事業継続計画(BCP)で、首都圏で稼働中の「トッパン・フォームズトッパン・フォームズ・セントラルプロダクツ滝山工場」と連動し、有事の際の事業継続で重要な役割を担う。
トッパンフォームズは東西の基幹工場の本稼動により、主要ビジネスであるデータ・プリント・サービス(DPS)や顧客の業務プロセスを効率化・最適化するビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)などの生産性を向上させ、さらなる競争力の強化につなげる。
最新の高度なセキュリティー技術の導入により、顧客から預かった個人情報の保護・管理体制をさらに強固なものとしている。
大阪桜井工場第2期工事の竣工により製造体制の構造改革、大幅な生産効率化を目指す拠点の集約が完了する。一連の施策を含むコスト削減により、2014年3月期から2016年3月期までの3か年で累計100億円の削減を目指す。
■概要
工場名:トッパン・フォームズ トッパン・フォームズ関西大阪桜井工場
工場所在地:大阪府三島郡島本町桜井3-14-1
敷地面積:約1万8000㎡
延床面積:2期工事1万373㎡、全体 2万9107㎡
投資額:2期工事約19億円、全体 約59億円
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