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経産省/吉祥寺商店街の共同配送、グリーン物流で大臣表彰

2014年12月10日/SCM・経営

経済産業省は12月10日、2014年度のグリーン物流優良事業者表彰受賞者を決定し、12月12日に表彰式を行うと発表した。

経済産業大臣表彰の受賞事業者は、吉祥寺活性化協議会、コラボデリバリー、タイムズ24、アトレ、豊橋創造大学、武蔵野市。

事業概要は、吉祥寺商店街を「安全で歩いて楽しいまち」とすることを目指し、恒常化していた配送業者車両の通行、路上駐車、路上荷さばきを削減するため、商店街が中心となって共同集配送など4つの取組を実施。路上駐車や路上荷さばきの削減に成功し、二酸化炭素の低減を実現。まちの景観や歩行者の快適性の向上も実現した。

経済産業省商務流通保安審議官表彰の受賞事業者は、味の素、味の素物流、日本貨物鉄道、全国通運、商船三井フェリー、名門大洋フェリー。

事業概要は、自社の長距離輸送をトラック中心から鉄道と内航海運へ完全にシフトする取組。また、鉄道輸送で31フィートコンテナを活用することで荷役効率の向上を実現。これらの取組により二酸化炭素の排出を大幅に削減した取組。

グリーン物流パートナーシップ会議特別賞(荷主主導の取組) の受賞事業者は、住友化学、日本貨物鉄道、京葉臨海鉄道、東洋紡、住化ロジスティクス。

事業概要は、大型コンテナの利用による荷役効率の向上、鉄道輸送へのモーダルシフト、異業種事業者とのコンテナ往復利用による共同物流によって二酸化炭素を低減した取組。

同じくグリーン物流パートナーシップ会議特別賞(荷主主導の取組) の受賞事業者は日東工業、総合車両製作所、日本通運、日本貨物鉄道。

事業概要は、トラック輸送していたキュービクル(施設用の変電設備)を、専用コンテナを開発して鉄道輸送へ切り替えることで二酸化炭素排出量削減を達成した取組。

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