宇徳が7月31日に発表した2016年3月期第1四半期決算によると、売上高126億7200万円(前年同期比2.6%増)、営業利益10億700万円(11.2%減)、経常利益10億8300万円(10.4%減)、当期利益7億8100万円(3.2%減)となった。
港湾事業は、コンテナ関連では、新規航路の誘致もあり取扱隻数は増加したが、北米でのスケジュール乱れやマニラ港での混雑の影響、一部航路での船腹の縮小等により取扱量が大幅に減少した。
また車両・建機関連でも取扱量が回復せず、事業全体では前年同期に比べ減収減益となった。
プラント・物流事業は、事業基盤となる京浜港での貨物取扱量は堅調に推移した。重量物輸送工事、橋梁・その他の工事についても順調に推移した。
また、海外においても主要拠点の1つであるシンガポールで工事が順調に推移し、事業全体では前年同期に比べ増収増益となった。
通期は、売上高500億円(6.3%減)、営業利益41億円(23.3%減)、経常利益43億円(22.7%減)、当期利益28億円(18.5%減)の見通し。
福山通運 決算/4~6月の売上高2.9%増、営業利益25.9%減