プロロジスは2月8日、Prologis China Logistics Venture(PCLV)に対するエクイティコミットメント(一定期間内の出資限度額)が8億8200万米ドル(約1058億円)増額されたと発表した。
増額の内訳は、HIP China Logistics Investments Limited(HIP) が7億5000万米ドル(約900億円)、プロロジスが1億3200万米ドル(約158億円)による出資となる。
PCLVは、中国の物流施設を開発・取得・運営する投資戦略のもと2011年に組成された。HIPとプロロジスによるPCLVへの出資についてのコミットメントは、組成以来4度目となる。
PCLVは、26億米ドル(約3120億円)以上のエクイティコミットメントを有しており、そのうち85%(約22億米ドル)はHIPが、15%(約4億米ドル)はプロロジスによるもの。
プロロジスがコミットしている4億米ドル(約480億円)のうち、現在までに9300万米ドル(約111億円)が使用されている。今回増額したエクイティコミットメントは近い将来の投資に使われる予定。
また、同日、プロロジスは中国で、6件合計19万6000m2の賃貸契約を締結した。契約先企業は、3社が新規のカスタマー、3社がリピートカスタマーであり、中国北部、西部、東部に分布している。6件中、5件は2015年第4四半期中に、1件は2016年第1四半期中に契約を締結した。
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