キヤノンITソリューションズは3月23日、世界税関機構(World Custom Organization)が提供する、各国税関向けの模倣品対策ツール「IPM」と連携可能な正規品判定サービスとして、「C2V Connected」を3月から販売開始すると発表した。
「IPM」を使用している税関において、模倣品を防止したい事業者が「C2V Connected」と「IPM」の両方を利用し連携することで、この事業者の商品の購入者だけでなく、税関の職員も簡単・正確・スピーディな正規品判定が可能となる。
キヤノンITSは、C2V Connected を積極的に拡販し、2020年までに売上50億円を目指すとともに、C2V Connectedの提供を通じて、模倣品被害の撲滅に貢献していくとしている。
なお、キヤノンITSでは、従来スマートフォンを使用して正規品か模倣品かの判定を行うことができる「正規品判定システム」を2013年10月から提供している。
キヤノンITS/貿易業務管理の新サービス開始 低コストでデジタル化促進