三菱電機は6月23日、交通システム分野や電力システム分野の各種制御盤の増産体制構築のため、神戸市の神戸地区構内に建設していた制御盤新工場が竣工したと発表した。
6月から順次稼働を開始し、各分野の事業拡大を図り、20年度までに神戸地区の売上高30%増(16年度比)を目指す。
なお、新工場は各種制御盤の生産・試験スペースの拡充、列車への電力安定供給、再生可能エネルギー普及による電力系統安定化、スマートグリッド対応等による、今後の制御盤需要拡大に対応することを狙いとしている。
また、神戸市西区の西神地区に分散していた保護制御製作部門を神戸地区に集約し、連携を強化する。
■新工場の概要
所在地:神戸市兵庫区和田崎町1-1-2(神戸地区内)
建築面積:4619.19m2
延床面積:2万3368.09m2
構造:鉄骨(S)造、地上6階建
用途:生産試験エリア、事務所エリア
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