日本郵船は9月5日、経済広報センターに協力し、同センター主催の「教員の民間企業研修」として、8月23日から24日の2日間にわたり東京都町田市教育委員会から小・中学校の教員9名を受け入れたと発表した。
研修では、日本郵船の事業を紹介し、同社が取り組む環境課題についての解説を行ったほか、日本海洋科学での操船シミュレーター体験や、日本郵船氷川丸・歴史博物館の訪問、大井コンテナターミナル見学も実施した。
参加した教員からは、「日常生活を支える海運業を身近に感じることができた」「普段は接することのない仕事を楽しく学ぶことができた」「子どもたちにもこの体験をしてもらったら海や船がもっと好きになるのではないか」といった感想が寄せられた。
なお、この研修は、学校の夏休み期間中、教員に企業活動の考え方、環境課題への取り組みなどについて理解を深めてもらい、研修体験を子どもたちに伝えてもらうとともに今後の学校運営に活かすことを目的に実施されている。日本郵船の研修受け入れは今回で22回目になる。
日本郵船/今治市に国内外142社参加し安全意識の醸成・向上図る